スナイパーな雑記帳

マズルデバイスと一言で言っても、サウンドサプレッサー、フラッシュサプレッサー、フラッシュハイダー、マズルブレーキなど沢山の種類があります。








今回は昨日届いた『フラッシュサプレッサー』をご紹介します。


















ガーダー製で商品名は『Steel Suppressor TYPE B For TYPE-96』？ですかね？


名前の通りフルスチール製で重量は意外と重く、取り扱っている海外ショップによると300gほどあるそうです。
＜未開封の250ml缶ぐらい?＞


インストールには14mm逆ネジを使用するのでマルイのL96にもアダプターを装着すれば装着可能なのですが、何故Type96用なのか....

簡単に言うと、マルイのL96はバレルジャケットサイレンサーを装備しているL96をモデルアップしているので、純正のバレルジャケットサイレンサー風アウターバレルが実銃に存在するブルバレルより太くなっています。
一方のType96ですが、マガジンの位置はリアルではありませんがアウターバレルの径がほぼ実銃同様な為、マルイからL96が発売されている今でもType96用なのだと思います。












付属品はOリング(ハイダーが緩むのを防ぐ為の物みたいです。)、インチサイズキャップボルト(ダミーのクランプ部に取り付ける飾りネジです。)

















VSRには少し大きい感じがします。






実物の話になってしまいますが、ポートが上部に10個開いており、バイポッド使用時やライフル本体を物の上に乗せて使用する時に、発射時のリコイルショックでライフル本体が浮き上がら無いようにし素早くターゲットを捕捉する為、また細かい砂が多い場所で使用した時に砂埃ば舞い上がらない為にポートが上部だけに開いているそうです。

なので分類的にはリコイル自体を大幅に軽減させる物ではないのでフラッシュサプレッサーになりますね。











マズルブレーキについて説明いたしますと....


















画像の上の物のような物を指します。
主にリコイル軽減を目的としたマズルデバイスで実銃の話になりますと、賛否両論だそうです。


リコイルが軽減できるのですから、射手への負担も減り次弾を撃ち込むまでの時間も減ります

が....

何だかの悪影響もあるそうです。例えば初速が下がり有効射程に影響が出たり、風で弾が思った以上に流されたり、マズルブレーキ自体の仕上げの荒さ・形や、セッティングミスで変な方向に飛んでったりすることも。＜380以上の口径になりますとそれ程影響は無いみたいですね。＞



で・す・が　!! それは今となっては過去の話。



近年対人用のスナイパーライフルの弾薬も308から高初速な300に変更が進み初速の心配も無くなり、マズルブレーキを作る上で、以前は職人さんが手で仕上げていたらしいのですが、高精度なCNC加工が出来るようになりマズルブレーキが弾道への影響も少なくなり標準でマズルブレーキを装備するスナイパーライフル(対人)が増えてきました。

実銃の所有が認められている国や地域では、フラッシュハイダー等が規制されてい無くても、この子は規制されている所もあるそうです。

そういった地域では『ウソだ～ これ マズルブレーキじゃ～ん!!』と言いたくなってしまう物も『違うあるよ!フラッシュサプレッサーあるよ！』と大人の事情臭漂う感じで売っているそうです。











Дока　(`・ω・`)/