2012年11月18日

ブルーイング

ブルーイング


凄い雪です( ̄0 ̄;)

結構前から『今夜辺りから...』って言いつつ全く降らなかったので、『どうせ今日も雨だろうな~』って油断してたらやられましたw







そんな訳で、今日はブルーイングの練習をしていました。

家の鍵で(笑)




最近鉄砲以外のものにブルーイングするのが流行っているようですね!



鍛造学んでいた頃は刃も含め作品全体にブルーイングするのが流行っていた?んですが最近ではゴルフクラブとかも!




ゴルフはするんですが、自分のアイアンはチタンなんで染まりません( ̄ε ̄;


パター以外のシャフトは全部カーボンです。


スチールシャフトならヘッドとグリップ外してメッキ剥がせばブルーイングも出来ますが、僕の場合ヘッドスピードが速いのでスチールシャフトだと接着部分が持たないそうで駄目みたい...




そして結局、鍵にしましたw





素材はニッケル合金だと思います。




使った液はバーチウッドのアルミブラックです。

亜鉛以外ならスチール等もこれで染まります!






今回は10倍希釈ぐらいです。




ブルーイングした後に800℃で表面を焼いてみました。










今まで色々な金属の表面処理を試して見ましたが、ニッケル合金が一番綺麗に発色するかな?

ヒートブラウンでもヒートブルーでもガンブルーでもガンブラックでも自分の好きな色に出来ます!

ニッケル合金でパーツ作ってくれたら良いのになw(でも鉄の方買うと思うw)










そして今まで試した中で見た目も実用性も問題なさそうだったのが




・リン酸塩皮膜形成 → テフロンコート → テフロンオイルフィニッシュ

・鉄全般

本格的にやる場合、野外か工場じゃないと出来ません。(換気扇じゃちょっと頼りないかな?)
コスパは良いです。

・加熱 → オイルで焼きなまし(有機モリブデン入り廃油が良い感じに発色します。)

・高炭素鋼など


・ブルーイングのみ

・アルミ
・ニッケル合金
・鉄全般


・ブルーイング → コーティング

・亜鉛合金
・アルミ



・ブルーイング → 焼く

・アルミ
・ニッケル合金
・鉄


・ブルーイング → オイルで焼きなまし
・鉄(炭素が多いとムラになる)



加熱 → ブルーイング液にドボーン → 拭かずに均等に加熱 → オイルで焼きなまし
・ステンレス(ムラになりやすいけど、コンパウンドで多少ごまかせる)
お尻にC付くステンレス以外は試した事が無いです。

何と無くですが、変なガスが出ている気がするw








↑です。
亜鉛はやっぱりコーティング無しだと経年変化しちゃいます。

WAみたいに経年変化を楽しみつつ、染め直して楽しい仕様が好きな人には良いですね!





ハイダーの焼き入れ等は温泉の素を使うと上手く行きますが、多分もうする事ないやw





皮膜の厚さや硬さ等も色々と試してはいますが、一番大事なのはやっぱり素材みたいですね( ̄▽ ̄;)

表面処理前のヤスリのかけ方や作業方法、摩擦熱が大きく影響しているみたい。

作業者の性格が一番影響するのかな?

やばっw








Дока (`・ω・`)/






Posted by カクレ・クマ・スキー  at 16:22 │Comments(0)

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